同人活動の思い出/創作は自由にできるものだけど周囲の理解を得られるかは別

私は昔、とあるジャンルでとある男性キャラにハマり、彼を受けにしてBLサイトをやっていました。ところが原作の新しいシリーズが出た時に新キャラの男女カップルにハマり、同じシリーズの作品なので同じサイト内に男女カップルのコーナーも作ったのです。

これのおかげで新しい閲覧者さんが増えて、嬉しい感想も頂きましたが、BLは好きだけど男女カプは嫌いというこれまでの閲覧者さんからは中傷コメントを頂きました。当時交流していた人からも大不評で、寂しいと思いながらも自分が描きたい話は全部描ききりました。



実を言うと、このパターン、私は2度もやりました。2つのジャンルで「最初はBLを描いてたけど途中で女性キャラに萌えて男女カプを描きはじめる」をやったのです。
しかも別サイトでやるならまだしも、同じサイト内に同居させようとしました。
どちらのジャンルでもボコボコにされました。すみませんでした(´・ω・`)

萌えの方向性が絶対にブレることがなく、突然違うものを描きだす可能性など無いと断言できる人なら、こういう心配はいりませんが、私はけっこうフワフワしています。
BLも「男同士だから」萌えているのではなく「キャラが好みのタイプだから」萌えているのであって、私の好みに合っていれば女性キャラでも別にかまわないのです。

私は大手じゃないからまだマシでしたが、大手のBLサークルが突然カップリングを変えたり女性キャラを描きだしたりすると、部外者から見ても売り上げが減って人が離れているのが分かるほど、周囲の空気が変わります。たまにそういう全てを棒に振る大手がいてビックリするけど、それでも好きなものを描きたかったというのなら致し方ありません。

人の心とはそもそも不安定なもので、創作活動とは自由であるべきです。発表することで批判されたり逮捕されたりすることもあるけど、それはそれとして「自分がこれを描きたいから描いた」という気持ちそのものは、誰にも否定することはできません。

ただし、批判されたり逮捕されたりはしますのでお気をつけくださいという感じ。
当時はそれなりにショックを受けた中傷コメントも、今となっては良い思い出です。
世間には「見た人全員が褒めてくれる」と思って作品を発表している人が多すぎて怖い。

これは逆に「それまで男女カプを描いていたのに突然BLを描きだした」場合でも同じパターンになります。確かに、攻めと受けのどちらかを入れ替えるのはリスキーですが、まったく違うキャラでBLと男女カプを並行してやっていても、文句を言われる時は言われます。
展示場所を分けて注意書きをしっかりしていても、完全に防御できるとは限りません。

なので、場所分けも注意書きもクソも無い今のSNS文化の中では、一体どれほどの呪いが影で溜め込まれているのか、大変おそろしいですね。私はもう関係無いからいいけど。

このエントリーをはてなブックマークに追加



関連記事

同人活動の思い出/原稿大変ですアピールをする描き手は多いけどそんなに大変ならやめたらどうかと思わなくもない

同人活動している人たちが交流する場では「原稿描くのが大変!」「もうすぐ締め切りなのに全然できてない!」「まったく進まないまま寝てしまった!」という言葉がよく飛び交いますが、あれって今振り返ると「仕事じゃないならやめたらいいのでは?」としか言いようがありません。実際に、同人原稿で無理して身体を壊す人もいるわけですし。



私もそうだけど、原稿を描くのって本当に死ぬほど面倒くさいのです(´・ω・`)

昼間仕事をしている時は「早く帰って原稿を描かなければ!」と思っているのに、実際に家に帰ると、なぜかポケモンのレベル上げに必死になっているのです。不思議すぎる!
なぜなんだ!同人は好きでやっている趣味じゃないのか!?

本当に絵を描くのが好きな人は、息をするように思わずイラストを描いてしまったり、気がついたら紙にラクガキをしていたりすると聞きますが、私はそんなの皆無です。
ラクガキなんてしたことない!“原稿に使わない絵”なんて無駄なもの描いてられるか!
ネームを入れたら完成原稿が出てくる機械が欲しい!もう21世紀だろ!なんで無いの!?

このように、大変だと言いつつも、同人作家はイベントに合わせて原稿を描きます。
死ぬ思いで完成させて、次はもっと余裕をもって描こうと誓いつつ、次回もまた(以下略)なのです。ここまで学習能力の無い光景って、他の趣味ではあるのでしょうか?

でも実際は、大変だと思っている人がそれを外へアピールすることが多いだけで、大変だと思っていない人は黙って完成させてるから目立たないだけなのかもしれません。

今になって気付きましたが、楽しく原稿を描いている人は、楽しくてネットなんて見てる場合じゃないから何も発言せず、愚痴が出てくる人は原稿ほったらかしでネットでゴチャゴチャ言ってるから、傍から見ると「そんなにイヤならやめれば」としか言いようがない光景が広がっているわけですね。だとしたら、たとえ醜くても仕方のないことなのかも。

ただ、私も含めて、絵を描くこと自体が楽しいわけではないタイプの人は、自分の考えた話を形にしたいとか、読んだ人から感想をもらうのが楽しいとか、そういう“完成させた先”にあるものが目当てなのではないでしょうか?私自身はそういう感じでした。だとしても、あんなに愚痴りながら描くくらいなら、他のことをやればいいのにと今なら思います。

描くこと自体が喜びというタイプの人は「完成したら満足して、もう印刷しなくていいかと思ってしまう」なんて言っていたので、私とは違う次元に生きているなと感じました。

なぜ同人活動をしているのか、その目的は人それぞれですが、やはり“聞いてもないのに原稿大変アピール”は、今振り返るとみっともないものだったなと思います。
あれ、周りは同族だからだいたい励ましてくれるけど、一歩間違えば「お前の本なんて別に楽しみじゃないから落とすなら落とせば」という本音が出そうになって危険ですよね。

だからたまに「好きなキャラを描くのが楽しい!(・∀・)」という純粋な姿勢の人を見ると心が洗われます。どうかそのままで、変な自己顕示欲を持たないでいてほしいです。

このエントリーをはてなブックマークに追加



関連記事

同人活動の思い出/解釈違いの同人誌に噛みついて2ちゃんねるで専スレ立てられた時の話する?

この話もいつか書こうと思っていたのですが、そんな矢先に大変なことが起こりました。
今月(2017年10月)から「2ちゃんねる」が「5ちゃんねる」に変わってた!( ゚д゚)

「2ちゃんねる」が「5ちゃんねる」に変わる|NHKニュース

またひとつの時代が過ぎ去ったのですね。
それはそれとして、今から17年前の話をしよう(・ω・)

当時は今のSNSのような無法地帯は無く、表向きの健全な交流はサイトの掲示板で、裏で匿名で話したいことがあれば2ちゃんねるへ行って書き込んでいました。ある程度人口の多いジャンルなら、2ちゃんねるの同人板にジャンル専用のスレッドがありました。

匿名なので荒れることもあったけど、ジャンルやキャラの話で盛り上がっている時は楽しかったです。そして匿名ゆえに、表ではできない晒しや叩きなどもありました。
今は、匿名じゃないのにすぐにバトルが始まるSNSの治安の悪さに驚いています。

17年前、私はとあるジャンルのサイトを持っていて、サイトの中で日記も書いてました。
ですがある日、購入した他サークルの同人誌の内容がどうしても気に入らなくて、その悪口を日記にかなり長文で、めちゃくちゃ口汚い感じで書いてしまったのです。

17年経った今なら、逆にあの文章は保存しとけばよかった(今の無気力な自分にはとても書けない情熱的な罵倒だった)なんて思ってしまうけど、まあどっちにしろ黒歴史です。
そして当然、その日記を読んで「これはひどい」と思った他の人たちによって、私のサイトは2ちゃんねるに晒されることになりました。

しかも、ジャンル関係のスレッドで話題になる程度ではなく、私個人を叩くための専用スレッドが立てられました。
その後は、私が悪口を書いたサークル主の友達から抗議メールが来たり、本人からもメールが来たり、私のサイトの掲示板にも変な書き込みがあったりしました。

ただ、私はすぐに謝罪してサイトも閉鎖して、参加予定だったイベントもすべて欠席したので、それ以上の騒ぎにはならず、立てられたスレッドも止まって落ちていきました。
もしも「私は悪くない!」と開き直っていたら、伝説になっていたかもしれません。

その後しばらく同人活動は休止していましたが、やがて新しいジャンルにハマってあっさり復帰したあたり、しょせんはクソ腐女子です。その時は名前も変えて、絵の描き方も意図的に変えた上、絵はなるべく描かずに小説メインで活動を再開しました。新ジャンルも前ジャンルとは違う系統だったので、おかげでバレずに数年が経過し、今はもう時効です。

分かっていた人もいたかもしれませんが、直接言われなければバレてないのと同義です。

ちなみに、他人の二次創作を見て思わずWEB上で暴言を吐いてしまうほどの地雷に出会ったのは、これが初めての経験でした。
当時は「この本が不快すぎて黙っていられない!」からの「すみませんでした!サイト閉鎖します!」という痛々しくも慌ただしい展開でしたが、今振り返ると「自分の地雷とはどういうものか」を考える最初のきっかけだったかもしれません。

私の行為は悪いことでしたが、その本が私にとって不快だった事実は変わりません。
そういう地雷の話も、昔と今では雰囲気が違うようなので、機会があれば書きたいです。

自分も叩かれて、他人が叩かれているのも見てきて思ったことですが、他の分野ではどうだか知らないけど、同人の世界では「いわれのない叩き」というのは無いと思ってます。
叩かれる人には、作品でも言動でも、見る人を不快にさせる要素が必ずある。
問題の無い人なら、2ちゃんねるで名前やURLを晒されたとしてもスルーされます。

なので、2ちゃんねるに専スレを立てられて「こいつ自殺すればいいのに」とか書かれたこともある私ですが、2ちゃんねるは今も好きです。あそこの意見は良くも悪くも“本音”で、時には表の社交辞令よりも納得が行く書き込みもあるのです。私は同人をやめたら見なくなりましたが、名前が変わっても場所が残るのは良いことではないでしょうか?

よく“2ちゃんねる=何でも晒して叩く悪”みたいに騒ぐ人もいるけど、そういう人に限って晒されそうなタイプなのも笑う。痛くなければ晒されませんよ。個人的には、ツイッターよりはまだマシなこと書いてあるんじゃね?(・∀・)と思ってます。

まあ今はもう「2ちゃんねる」じゃなくて「5ちゃんねる」ですけどね!マジかよ!

このエントリーをはてなブックマークに追加



関連記事

同人活動の思い出/イベント中の昼ごはん

同人イベントの開催時間は、基本的に朝から夕方近くまでです。
その間に昼食をとるとしたら、みなさんは何を食べますか?

「イベント中にそんなもん食ってるヒマ無いわ!」ということで、食べないという選択肢もあります。ただし私の場合、同人をやめるまでの数年間は交流を避けていたので、完全に1人参加(一緒に参加する人どころか、周囲のスペースにも知り合いはいない)状態でした。
このように誰も頼る人がいない中で、補給にはかなり気を使っていました。

かと言って一緒に参加する人がいても、体調が悪くなった時に頼りになるかというと、特にそんなことはな(以下略)人はみんなひとりなのですよ(・∀・)こういう時に友人(だと思っていた人)の本性が垣間見えます。自分で救護室の位置を確認しておきましょう。

ただ、私は救護室のお世話になったことは一度も無いのです。
もし救護室を利用した経験があれば、このブログに書けたのに(´・ω・`)

サークル参加をしてスペース内で物を食べる場合、できるだけ手を汚さずに短時間で食べられるものが良いので、自然とカロリーメイトやウィダーインゼリーに落ち着きます。
こちらの「クリーム玄米ブラン」にも大変お世話になりました。



自分でも用意はしてるけど、差し入れでお菓子をもらった時はそれを食べます。
差し入れのお菓子類は本当にすべて有難かった。今でも感謝しています。

関連記事→ 同人活動の思い出/イベントの差し入れ

朝の設営の時におにぎりなどを食べて、それで夕方まで頑張ることもありました。
旬ジャンルの時は、本当に食べるヒマが無いままイベントが終了したこともありました。
本を売るだけじゃなく、スケブとかも描いてましたので。

関連記事→ 同人活動の思い出/スケブのこと

一般参加の時は、目当ての本を買ったらすぐに引き上げて、戦利品のBL本が詰まった袋を持ったまま、イベント会場付近のレストランなどに優雅に入店していました。
イベントの日はだいたい周りも同類だけど、あれ全然関係ない一般人のお客さんから見れば、やはりキモイ集団だっただろうなと反省しています。キモくてすみませんでした。

あと、インテックス大阪の同人イベントと言えば、フランクフルトです。
いつも列ができているので毎回は無理だったけど、買える時は必ず買ってました。
もうイベントに用は無いのですが、あのフランクはまた食べたい。

このエントリーをはてなブックマークに追加



関連記事

同人活動の思い出/イベントでR18本の見本誌チェックをされて隣のサークルが販売停止になった思い出

隣のサークルです。私じゃないです。私はこのように、修正はきちんとしてますので!



絵柄的には、たとえ無修正だったとしても何も言われない自信があります。
私が昔出した本を持っている人がいれば、どれくらい安全か分かると思います。

それはそうと、私は昔 赤ブーブー通信社 のイベントによく参加していました。
大昔はルールがガバガバだったR18本の頒布ですが、2010年頃から年齢確認の徹底やR18の表記だけでなく、性器の修正についても色々言われるようになりました。

関連記事→ 同人活動の思い出/R18の基準が分からなすぎてR18を描くのをやめた思い出

赤ブーブー通信社のイベントでは、R18本の取り扱いがあるサークルは、イベント開催中にスタッフが巡回し、本の中身を見て修正がきちんとされているか等を確認します。
他のイベントでは、先に見本誌を提出してチェックしてもらうパターンもあります。

私もたまにR18本を出していたので、チェックしてもらったことがありますが、引っかかったことは1度もありません。そもそも、そこまで過激なものを描く知り合いも少なかったので、こういう事で販売停止になるなんて話は都市伝説のように思っていました。

ですが、2010年頃のイベントで、隣のサークルがまさかの販売停止をくらいました。
実際にそんな現場を見るのは初めてだったので、隣の人には悪いけど貴重な体験でした。
隣の本をあとで見てみたら、たしかにリアルに描きすぎな上に申し訳程度すぎる修正…これは仕方ないと思うと同時に、これくらいだと実際に引っかかるのかと勉強になりました。

ただ、当時はまだ修正の基準もあいまいで、特定のイベントで販売停止になっても、他のイベントでは大丈夫ということもあったようです。
私たち描き手は振り回されていて、それでもエロを描くんだ!という強い意志のある人たちはともかく、めんどくさがりの私はR18本の発行自体をやめることにしました。

エロ専門で描いてるなら頑張ったかもしれないけど、私の漫画は別にエロは無くてもいいので、そういった状況もR18から“卒業”するきっかけになったのかもしれません。

買った本に修正液が塗られていたこともありました。おそらく見本誌チェックで引っかかって、その場で修正液を塗って何とかしたのだと思われます。
マジックで塗るパターンもあり。ものすごく大変だっただろうな(´・ω・`)

印刷する前に印刷屋さんから注意されることもあるようです。私はそんな経験無いので詳細は分かりませんが、出来上がってから販売停止をくらうよりはマシかなと。

コミックマーケット92についてはこんな記事を発見しました→ 夏コミC92から性器のディケイド修正が禁止に!理由はクジラックス模倣犯の逮捕が原因!?【コミケ92】

私、仮面ライダーは詳しくないので「ディケイド修正って何?(・∀・)」と思って調べてみたら、意味を知って大爆笑しました。私はあの修正のこと「刻み海苔」って言ってた!
黒い線が平行じゃなくて、性器の形に沿って角度がついてるのもあるじゃないですか!
平行じゃないのが「刻み海苔」で、平行だと「ディケイド」なのかな!

こんなに面倒で大変な騒ぎになっても、ユーモア(?)を忘れないオタク達はすごい。
足を洗った私も、外から見守ってるぶんにはまだまだ楽しいかもしれません。

このエントリーをはてなブックマークに追加



関連記事

最新記事

FC2ブログのSSL設定を有効にしました(・∀・) 2017/10/19
イラストAC/和傘の少女 2017/10/17
アニメ「Fate/Apocrypha」/第15話「道は違えど」感想 2017/10/15
同人活動の思い出/創作は自由にできるものだけど周囲の理解を得られるかは別 2017/10/13
小説を読む時、登場人物の声を脳内で再生するか? 2017/10/11
預金通帳の届出印がどれだか分からないから確認してきました(・∀・) 2017/10/10
アニメ「Fate/Apocrypha」/第14話「救世の祈り」感想 2017/10/08

検索フォーム

楽天ショッピング

人気記事

プロフィール

Author:ヒロコ1号
1992年から2015年まで同人活動をしていたオタク女です。同人引退後の高齢オタクってこんな感じ!と、みずから晒していきます。同人はやめましたが、のんびり型月ファンをやったりアニメを見たりしています。
★メールフォームはこちら★

オリジナルTシャツなど販売中

イラストAC & LINEスタンプ

▼イラストACで無料イラスト素材を配布中▼ ▼LINEスタンプ販売中▼

ブログサークル

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!